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28巻「侵攻玄徳軍」のあらすじと感想

28巻「侵攻玄徳軍」のあらすじと感想

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四輪車

○あらすじ
玄徳軍は劉度の治める零陵を攻めた。劉度の息子、劉延は召抱えている豪傑、刑道栄(けいどうえい)なら敵を倒せると主張し、1万の兵を連れて戦いに向かう。

刑道栄は大まさかりを振るって、劉備軍の兵士を倒していた。その前に、四輪車に乗った孔明が現れる。

○感想
しょせんは劉備軍の敵ではありません。素直に降伏すればいいのに、と思ってしまいます。


裏の裏

刑道栄は劉延の陣を夜討ちすれば呼応すると言った。しかし刑道栄は寝返る気などなく、劉延に劉備軍の夜襲を知らせる。

果たして劉備軍が夜襲をかけてきた。刑道栄たちは逆に彼らを追うが。

はっきり言ってしまえば、劉延や刑道栄は身の程知らずでしたね。


桂陽攻め

次に劉備軍が攻めたのは趙範(ちょうはん)が太守の桂陽だ。くじで趙雲がここを攻めることになる。

敵将の陳応はしょせん趙雲の敵でなく、趙範は降伏する。

こうも簡単な戦では、趙雲も張り合いがなかったでしょう。

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兄嫁騒動

趙範の招待を受けて城に入った趙雲。歓待を受けるが、そこに一人の美女が現れる。この女性は趙範の兄嫁で、未亡人だった。

趙範はこの女性を趙雲に娶(めと)らせようと考えていたのだった。

赤壁の戦いに比べると、戦いも用意でのんびりした雰囲気が続きます。この緩急がまた三国志の良いところです。

77ページ3コマ目、確かに高い望みです。78ページ4コマ目、趙雲のパンチが炸裂します。

79ページでも趙範をぼかぼか殴ります。さすがにそこまでしなくても、と思ってしまいます。


張飛武陵をとる

後輩の趙雲ばかりが手柄を立て、面白くないのが張飛だ。彼は孔明に掛け合い、金旋(きんせん)の治める武陵を攻略する。

金旋の部下、キョウ志は民衆と領土の安全を考えて降伏するように進言するが、金旋は聞かずに出陣する。

「勇気と無謀は違う」と言われますが、どの太守もこの言葉が当てはまりますね。

キョウ志のように物事がよく見えている人物が、えてして疎んじられるのですから困ったものです。

117ページの張飛の名言「ふふふ、あまりの退屈さに腕が夜泣きをしておった」

129ページ、キョウ志の名言「まだおわかりにならぬか。あなたは大勢の命を守る義務がある。現状もわからぬあなたに指導者の資格はない」。この言葉を聞かせたい人物は現代にもたくさんいますね。

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関羽五百騎

荊州の守りについていた関羽は、劉備に自分も戦いたいと願いでて、劉備もそれを認めた。

だが、彼が攻略に向かう長沙は固い守りで、黄忠という名将もいるという。それなのに関羽は、直属の五百騎だけで出陣する。

赤壁の戦いでの罪をすすがせようという劉備の配慮です。いよいよ黄忠が登場します。弓矢が得意というのがまた渋いです。


黄忠の矢

翌日、関羽との一騎打ちに臨んだ黄忠は、矢を放つ素振りは見せるが、実際には弦を鳴らすだけという行動を2回とる。そして3回目は、関羽の帽子を射たのだった。

黄忠の真意をいぶかりながらも、彼の弓の腕に恐れいった関羽は退却する。

しかし、城内に戻った黄忠は捕らえられてしまう。

今回は魏延(ぎえん)が登場することもあり、かなり重要な物語です。

それにしても歴戦の勇者である関羽を相手に、黄忠の腕前はすごいです。そして功臣である黄忠を殺そうとするのですから、韓玄は愚かです。ただ、私は韓玄の顔は好きです(笑)。

199ページ4コマ目、民のために頭を下げる劉備。このあたりはやはり曹操と大きく違います。
28巻のネタバレ有りレビュー

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