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1巻「桃園の誓い」のあらすじと感想

1巻「桃園の誓い」のあらすじと感想

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黄巾賊の乱

○あらすじ
今から1800年ほど昔の中国、後漢時代。世は乱れ、黄巾党という者たちが殺戮や略奪などを繰り返していた。

一方、黄河のほとりに座って川の流れをずっと眺めている若者がいた。彼は涿県の商人で、名前を劉備という。

彼は親孝行で、母親に茶を買ってあげたいと思い、なけなしのお金をもって洛陽船を待っていた。

洛陽船とは都の洛陽からいろいろなめずらしいものなどを運んでくる船だ。無事にお茶を買うことができた劉備だが、黄巾賊に見つかってしまう。

○感想
全60巻に及ぶ壮大な物語の始まりです。後に曹操などから「むしろ売り」として蔑まれる劉備ですが、私は逆にむしろを売ったり農業をして貧しい暮らしをしていた劉備が、関羽や張飛、諸葛孔明たちの力を借りて国を作る、という成長物語であるところにも魅力を感じます。

14ページ1コマ目、お茶はそんなに貴重品だったんですね。今では高級茶でもこれほどには高くないですから、いい時代になったものです。

36ページ5コマ目、お寺の仏像まで持っていくとは黄巾賊もむちゃくちゃです。

39ページ、悲惨なシーンですが、世の中の乱れに抗うすべもなかった者の悲しさを感じます。またそれを解決しようとするどころか私欲を肥やす権力者への痛烈なメッセージにも思えます。

52ページ3コマ目、仙人から世を救うために太平要術の書を授かります。私も読んでみたいです。

55ページ、張角もここまでは立派な人物でしたが。

60ページ、早くも張角は志を捨てて私利私欲に走る凡俗になってしまいました。やはり権力は腐るんですかね。

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芙蓉姫

黄巾賊の仲間になるように言われた劉備だが、彼が茶を持っていることが分かり、剣も茶も奪われてしまった。

寺の僧に助けてもらった劉備は、このあたりを治めていた領主の娘である芙蓉姫を県軍に送り届けるように僧から頼まれる。

お坊さんも食料は奪われ、水には毒を入れられるとはひどいですね。


張飛

姫を連れて県軍の待つ河に急ぐ劉備だが、黄巾賊をおそれたのか、河には誰もいなかった。

あきらめていけるところまで逃げる劉備たちだが、追手が迫ってきた。そこに現れたのは巨漢で、怪力の持ち主である張飛という者であった。

いよいよ張飛が登場しました。張飛を敵に回すとは黄巾賊も命知らずです。

91ページ2コマ目、誰もいない河の光景が不気味です。劉備もよほど落胆したでしょう。

100ページ1コマ目、さすがに張飛の体が大きすぎるような気がします(笑)。


王者の剣

無事に母の待つ故郷に帰りついた劉備。母は再開を喜ぶが、劉備が代々伝わる剣を人に渡してしまったと知り、大いに嘆く。

劉備は漢の中山靖王劉勝の末裔であり、剣はその証であったのだ。

一方、村では黄巾賊と戦うために兵士が募集されていた。その立て看板をじっと見る劉備。そこにある人物が訪れた。

村に帰りついたときには読んでいる私もほっとしました。賊がうろついているところを一人で帰るのは大変だったでしょう。

121ページ4コマ目、お母さんの気持はわかりますがもったいない!

153ページ1コマ目、気の短い張飛の性格がよく表れています。また城門を破るつもりでしょうか。159ページ5コマ目、店を荒らされた主人がかわいそうです。

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乞食部隊

張飛を追って城兵がやってきた。立ち向かおうとする張飛だが、これ以上兵を殺してはいけないと諭す劉備。

そこに関羽が武者姿で駆けつけた。うまく兵士たちを追い返した関羽。

劉備は母に、世の乱れを正すべく旅立つ決意を告げ、母もそれを喜んだ。母は村の人の助けも受けて、桃の花の咲く中に宴を設けた。

ここで劉備、関羽、張飛は「生まれた日は違っても同じ日に死ぬことを願う」と誓い合う。世にいう「桃園の誓い」である。

張飛と関羽が相手では、城兵もまったく話にならないでしょう。そしていよいよ劉備たちの戦いの日々が始まります。

195ページ7コマ目、早速軍律を破ろうとする張飛。

199ページ4コマ目、ひどい話ですね。戦争はいつの時代でもひどいですね。

204ページ1コマ目、そんなに笑うとはちょっとかわいそうです。
三国志 1巻のネタバレ有りレビュー

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