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11巻「孫策の快進撃」のあらすじと感想

11巻「孫策の快進撃」のあらすじと感想

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奇略

○あらすじ
太史慈と一騎打ちする孫策だが、そこに孫策の部下が駆けつける。惜しいところで太史慈は逃げた。

いよいよ孫策は劉ヨウ軍に正面攻撃を仕掛けるが。

○感想
前回の攻城戦では若さと未熟さが目立った感じでしたが、今回は見事な作戦でした。これも危険を犯して高台から偵察したからです。

張英の名言「戦さに勝てば兵もふえる。負ければ兵も減る」。当たり前のことを言っているのですが、曹操も帝を担ぐ一大勢力になったきっかけは地道な黄巾賊討伐で賊や地元の若者を兵に加えたからでした。

今は小勢力の孫策も同じです。

現代の企業経営でも、頑張って利益を出した会社が、それを元手に新商品や新規事業に乗り出し、どんどん大きくなっていくということは多いです。

まずは小さな戦に勝ち、だんだんと大きくなっていくというのは昔から変わらない戦略と言えそうです。


太史慈

劉ヨウ軍は四散した。その中でも、古城に立てこもっている一軍がいる。太史慈率いる2000の兵だ。

彼が指揮しているともなれば守りは固く、また孫策は太史慈を部下にしたいと考えている。そこで、ある作戦が実行された。

部下の立てた作戦はみごとでした。決死隊になって成功すれば大出世ができます。私なら志願したかもしれません。というのも、どうせ戦になればいつ死ぬかわかりませんので。

でも見つかればおそらくうち首。うーん、考えてしまいます。

54ページ、古城なのでこういう落とし穴があったんですね。

73ページ、孫策の名言「蛆のなかにいては蚕もまゆもつくれず糸もはけまい」。つまり劉ヨウ軍は太史慈を活かすだけの器がなかったということですね。

74ページ、実際孫策は民思いの君主でした。戦って取った領地でも善政を敷きました。

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新しい風

孫策軍の勢いは止まらず、各地を平定して南へ向かった。驚いたのは、呉郡の厳白虎(げんはくこ)だ。

しかし厳白虎は、青二才だと孫策のことを甘く見ていた。とりあえず和睦してから足元を救おうと、彼の弟が使者に行くが。

各地で税を軽くし、悪人を処罰するなどの善政を敷いた孫策。董卓や袁術のような私利私欲のかたまりみたいな人物が多いだけに、すがすがしい感じを受けます。

今の日本にも孫策みたいな人物はいないんでしょうかね。

97ページ、足元をすくおうとしていた厳与(げんよ)ですが逆にすくわれました。

112ページ、仲翔の名台詞「殿、あなたも次の時代には用のないおかたでございますな」


江南、江東平定

王朗軍は必死の抵抗をした。さすがの孫策軍も兵糧があと半月分しかなくなる。

そこで孫静が貴重な情報をもたらす。敵の兵糧や財宝は離れた他の城に隠してあるというのだ。

それを聞いて孫策の作戦は決まった。

兵糧がなくなればさすがの孫策も困ります。しかし、孫静の情報で一気にものごとが解決しました。

やはり戦争では情報はとても重要ですね。その後の孫策の作戦もみごとです。

121ページに登場する孫静は、孫堅の弟です。孫堅が出兵するときに大義がないと諌めた人物です。

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呂布の機智

淮南の袁術は、まずは呂布と劉備を倒すことを決める。そのために、以前に約束を破って渡さなかった品を、呂布に渡す。

その対価として劉備を攻めるのを黙認せよという狙いだ。しかし、呂布たちもその狙いは見透かしていた。

劉備は袁術が襲ってきたことに驚くが、呂布が劉備に招待状を出す。

これまた面白い話です。呂布の意外な一面を見ることができます。呂布も少しは劉備を裏切ったことに良心の呵責を感じていたのでしょうか。


馬泥棒

呂布が購入した馬が、何者かに盗まれた。どうもその犯人は張飛だという。

怒った呂布は、小沛の玄徳を攻める。なすすべがない劉備たちはある決断をした。

また張飛がやらかしました。まあ呂布の元にずっといるのがよいのかどうかはわかりませんが、劉備には寝耳に水だったでしょう。

そういえば劉備は耳がとても大きかったことで有名です。
11巻のネタバレ有りレビュー

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