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12巻「南陽の攻防戦」のあらすじと感想

12巻「南陽の攻防戦」のあらすじと感想

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南陽遠征

○あらすじ
曹操の元に、南陽の宛城に不穏な動きがあるという知らせが入った。李かく、郭したちの残党がここに集まり、一大勢力になっているというのだ。

しかし、都を空にすれば呂布に狙われかねない。そこで、呂布に将軍の地位を与えた上で、曹操軍15万が南陽に向かった。

○感想
それにしても呂布は単純ですね。地位と褒美をもらっておとなしくなってしまいました。

一方、宛城を治めるのは張繍(ちょうしゅう)です。彼の軍師であるカクはかなりの切れ者です。


張繍の謀略

曹操が油断していることを知ったカクは、彼をもっと油断させるための策を立てる。張繍は曹操に、逃亡兵が多いがどうしたらよいか、と相談する。

曹操は見張りを厳重にするために兵を動かすことを許す。

カクの策は見事です。さすがの曹操も彼の策にはまってしまいました。

43ページ1コマ目、酒に酔って上機嫌の典韋の顔がかわいいです。しかし…。

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陳珪父子

都に帰り、体の傷も癒えた曹操。彼のもとに呂布から送られてきたのが、陳珪(ちんけい)と陳登の親子だ。

彼らは、袁術が自分の息子と呂布の娘を結婚させようと送ってきた使者、韓胤(かんいん)を連れてきたのだ。

陳登は呂布に反感をいだいていることを知った曹操は、将来呂布を倒すための協力をする約束をする。

しかし、韓胤が曹操によって打首にされたことを知った袁術は、呂布に軍勢を差し向ける。

徐州の名門である陳珪親子。彼らは今後大活躍を見せます。

しかし袁術が押し寄せてきて、親子の立場は非常に悪くなります。

108ページ、確かに山羊を連れていけば、草を食べさせるだけで自分の飲み物が手に入ります。


偽帝討伐軍

呂布軍に敗れた袁術は、昔食客として養っていた孫策に手紙を出す。協力して呂布を倒そうというのだ。

しかし、孫策は袁術を憤慨させる返事を出す。

一方、都からも勅使が孫策の元を訪れた。偽帝である袁術を討つようにという勅命だ。

そこで張昭が策を献じる。曹操が正面から袁術軍を攻撃すれば、呉は横から援軍として袁術を攻めると返事をしたのだ。

これを受けて、曹操は30万人の兵士を淮南(わいなん)へ繰り出した。

孫策から借りた玉璽を使って、皇帝を名乗った袁術。果たしてそれだけの国力があったのかは疑問ですし、北方の雄である袁紹(といっても人物は大したことがない)との関係も悪くなりそうですが。

どうも袁術は目先のことしか考えないという気がします。

孫策に侮辱されたのに呉に戦を仕掛けなかったのも、国力が足りない証拠だと思います。そのくせ帝とは。

曹操は孫策だけでなく、劉備や呂布にも声を掛けて、連合軍として淮南に攻め入ります。帝を名乗らなければ攻め込む大義名分もなかったでしょうから、袁術の自業自得です。
12巻のネタバレ有りレビュー

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