三国志ラボ » コミック1-30巻のネタバレ有り感想 »

19巻のネタバレ有りレビュー

19巻のネタバレ有りレビュー

スポンサード リンク

Pocket

張飛は、関羽が曹操に仕えたことで、劉備を裏切ったと勘違いしたのです。劉備の奥方のいうことも聞きません。

そこに、一軍が現れます。曹操の部下である蔡陽(さいよう)が、自分の甥の敵を討つために関羽を攻めてきたのです。

自分への疑いを晴らすため、関羽は蔡陽の首をたやすく討ち取ります。

これを見て、張飛たちも攻撃を仕掛け、蔡陽軍を撃破します。劉備の奥方からも事情を聞き、張飛は関羽に謝ります。

いよいよ袁紹のところにいる劉備を迎えに行くことになりますが、張飛は今後劉備軍の重要な拠点になるということでこの城を守ります。

また、関羽は周倉に仲間の山賊を迎えに行かせます。劉備がこの城に来るときに山賊を出迎えさせることで、彼らを劉備の配下にしてやろうという配慮からです。

約束を違えない関羽に周倉も感激したことでしょう。

スポンサード リンク


関平と趙雲

劉備が使った策はなかなかのものです。袁紹に、劉表と手を結べるように話し合ってくると申し出ました。劉表と自分は同じ一族なので、外交が成功するかもしれないというわけです。

こうして平穏に劉備は袁紹の元を抜け出すことができました。ただ、袁紹の部下である郭図はさすがに劉備を一人で行かせるのはまずいと見抜いていました。

無事抜けだした劉備は、やっと関羽と再会できました。ここで劉備は、子供のいない関羽に、関羽が世話になっているこの家の息子、関平(かんぺい)を養子にもらってはと勧めます。

関平は今後も偉大な父に負けない活躍をします。

こうして劉備たちは張飛の待つ城に帰りますが、その途中、待っているはずの山賊がいません。様子を見に行った関羽の前に山賊たちがあわてて逃げてきます。

事情を聞くと、この辺りで寝ていた浪人を山賊の頭が咎めたら、返り討ちになってしまったというのです。

面白そうだと関羽がそこにいくと、いたのは趙雲(ちょううん。字は子龍)でした。

私の好きな趙雲が久々に登場しました。もともと公孫サンの配下で、劉備の部下にしてほしいと頼みましたが、公孫サンを助けてあげてください、と劉備が言ったのです。

さすがの周倉でも天下無双の趙雲にはかなわなかったでしょう。


負傷した孫策

まさに破竹の勢いだった孫策ですが、アクシデントに見舞われます。復讐を誓った浪人たちが、狩猟の狩場に潜んでいたのです。

確かに狩場であれば、屋外なので要人でも襲いやすそうです。おまけに浪人の矢や槍には毒が塗ってあり、それを孫策は受けてしまいます。

そこで呼ばれたのが名医の華佗。彼の治療のお陰で孫策は持ち直します。

一方、袁紹の使者が到着します。呉と袁紹が手を組んで、曹操を倒そうという提案です。孫策はこれに乗ります。

スポンサード リンク


于吉老人

呉の街に于吉(うきつ)仙人という老人が現れた。この薄汚い老人が民衆や武将たちの信頼を集めていると聞き、孫策は驚く。

于吉の怪しげな邪教がはびこっては国を滅ぼしかねないと考え、孫策は彼を投獄する。

そして、仙人に神秘的な力があるのか試すために、3日以内に雨を降らせるように命じる。

○感想
私は神仏を信じませんし、超能力とか占いとかも嘘だと思っています。そのため、孫策の考えには大いに賛成するのですが、こうした仙人などの話は三国志にもたびたび登場します。


于吉を殺す

孫策に命じられて雨乞いをする于吉仙人。しかし一向に雨が降る気配はなく、孫策は得意顔です。

しかし、空には黒い雲が発生し、大雨が降り始めました。ただ、これは単なる自然現象だとして、孫策は自ら于吉を殺してしまいます。

自分の母や妻まで于吉を信じていたので、いっそう孫策は気に入らなかったでしょう。私も孫策の気持ちがわかります。

迷信や邪教が人心を惑わし、国を滅ぼすという孫策の考えは正論だと思うのですが。まあでも本当に万病を治してくれるのなら、私も于吉の信者になるかもしれません(笑)。


孫策死す

偉大な風雲児も、于吉の呪いには勝てませんでした。鏡を見て死期を悟った孫策は、弟の孫権や重臣を集めます。

思えば父を失い、劉表の食客に甘んじていた彼が、戦いに勝ち抜いて国土を一気に広げたのはさすがです。それなのにこのような最期を迎えるとは。

彼は孫権に、お前は国を広げる才能はないが、政治の才に優れているといって、呉の将来を頼み、生涯を終えました。

188ページの孫策の名言「よいか、父やわしがこの国をうち立てたときの苦労をわすれずに才能ある者を召しかかえ百姓を愛し国を守ってくれ」。民のために善政を敷いた彼らしい言葉です。

孫策は27歳にして死去しましたが、彼が生きていたら三国時代の行く末は変わったかもしれません。

こうして後を継いだ孫権は、兄の言葉通り、張昭や周瑜(しゅうゆ)、陸遜といった能臣にも恵まれ、呉を強国にしました。

ただ、正史では後年は功臣である陸遜と後継者争いで対立し、陸遜を死なせるということもありました。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)