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35巻「成都攻略戦」のあらすじと感想

35巻「成都攻略戦」のあらすじと感想

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援軍到着

○あらすじ
ただ一騎逃げる劉備。その前にも正体不明の一団が現れ、劉備は死ぬ覚悟を固める。

だが、それは張飛たちであった。

○感想
いやあ危ないところでした。

25ページ、どの将も蜀の民のことを考えています。悪政を敷いてきた劉璋も部下は立派な人物が多いです。


金雁橋

諸葛孔明は、敵の名将、張任(ちょうじん)を捕らえる作戦を立てる。そして戦いが始まった。

孔明の姿を見て、張任は彼を追って金雁橋(きんがんきょう)を渡った。

以前にも書きましたが、蜀は人なしかと思いきや、部下は立派な人物がいます。

今回は孔明の綿密な作戦を楽しむことができます。

65ページ、これでは兵もたまったものではありません。そして戦に使われる馬もかわいそうですね。本当に戦争はひどいものです。

73ページの風景と文章が泣けます。彼は立派な武将でした。

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ラク城落城

劉備軍はラク城を包囲した。呉懿や雷同などが降服したのをみて、城兵はとても勝ち目はないと考えた。

城を守っていた将も気概がありましたが、あんなことになってしまいました。

81ページ2コマ目、この頃の中国の城は城塞都市なので、中に街があるのです。


漢中馬超軍

劉璋から援軍の話をもちかけられた張魯は、それに応じることにする。その総大将として名乗りを挙げたのは、あの馬超であった。

彼は曹操に敗退したのち、漢中に身を潜めていたのだった。

こうして葭萌関を攻められれば、劉備軍にとっては脅威だ。そこで、劉備や張飛たちが援軍に向かう。

諸葛孔明が張飛を向かわせるときに、彼に釘を刺すために芝居をするのが見ものです。

117ページの張飛の名言「わかっておりますわい」。この時の満足気な彼の顔にも注目です。張飛は愛すべきキャラクターですね。


裏工作

葭萌関には孔明が来ていた。孔明は、馬超は味方にしたい豪傑であるので、ある策を立てる。

そして劉備の使者として孫乾が漢中に向かった。

またまた孔明の名案です。張魯の名誉欲と、なんとしてでも手柄を立てたい馬超の苦しい立場を巧みに利用しています。

160ページ2コマ目、楊松(ようしょう)の顔がすてきです。

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馬超降る

進むことも退くこともできなくなった馬超。孔明はこの機を逃さずに彼を説得してくると申し出るが、劉備は危険だと止める。

そこに、李恢(りかい)という男が訪ねてくる。彼は劉備を蜀に入れることに反対し、劉璋を諌めた人物だった。

孔明の狙いを察知していたのですから、李恢は頭の切れる人物です。彼は「良禽は木を選んで棲み、賢臣は主を選んでつかう(仕える)」と言います。

優れた猛禽類は良い木を選んで住むように、賢い人物は主を選んで仕えるという意味です。李恢のような優れた人物を使いこなすだけの才覚を、劉璋は持っていなかったのです。

178ページの李恢の名ゼリフ「なにがむむむだ!」。


成都陥落

馬超は、劉璋が降伏するように説得すると申し出、劉備はこれを許す。馬超は成都に行き、劉璋に張魯の援軍は来ないと説く。

これを聞いた劉璋は、劉備に降伏することを決めた。

馬超の説得で無駄な血が流れずに済みました。これなら民衆の劉備への忠誠心も下がりませんし、大手柄だと思います。
35巻のネタバレ有りレビュー

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