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39巻「漢水の戦い」のあらすじと感想

39巻「漢水の戦い」のあらすじと感想

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漢水の戦い

○あらすじ
蜀に漢中を取られてはいけないと、曹操自ら40万の兵を出した。定軍山では夏侯淵たちが討って出るといい、張郃の諫めを聞かない。

○感想
蜀軍は10万ですから、数の上では劣勢は否めません。13ページで守りを固めるように進言する張郃。三国志を読むと、結局は慎重な武将が生き残ることが多いように思います。

諸葛孔明も賭けのような戦はせず、たとえ勝てなくても負けない戦法をとっていたと言われています。

18ページ、さすが敵をよく見ている黄忠。


人質交換

敵が陣をゆっくり進めてくるのを見て、夏侯尚が討って出る。黄忠軍は迎え撃った。

34ページの武器、これは面白いですね。剣や槍で払いのけようとすれば、武器に絡み付いてしまうというわけです。

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敵陣を望む

守りを固められては、黄忠たちも手が出せない。そこで、法正は隣にある高山に目をつける。

ここを取れば、高所から夏侯淵の陣を覗き見ることができるというわけだ。

戦いに勝つには天の時(タイミング)、地の利、人の和がないと勝てないと言われます。まさに地の利を得て、それを心理作戦に使ったわけです。


趙子龍

いよいよ曹操自ら20万の兵を動かした。彼が兵糧を北山に移していることを知った孔明は、黄忠と趙雲に命令を与える。

副将が趙雲とはなんとぜいたくな。二人のみごとな戦いぶりを見ることができます。黄忠はこのところ大活躍ですね。


一騎馬武者

ただ一騎で待ち受けている趙雲を見て、伏兵があるのではと曹操軍は恐れをなす。しかし曹操の命令でやむなく張郃と徐晃が突撃する。

確かにあまりに不気味ですね。いやいや突撃する徐晃たちに同情します。


背水の陣

軍を立てなおした曹操は、徐晃と王平に出撃を命じる。迎え撃つは黄忠と趙雲だ。

徐晃は浮橋を作って河をわたり、背水の陣を敷いた。

背水の陣は、「項羽と劉邦」の物語で韓信が、あえて河を背にして陣取ったことに由来します。兵の逃げ場をなくして士気を(無理矢理)高めて敵と戦い、その間に韓信の別働隊が敵の城を落としたのです。

しかし、これは捨て身の戦法で、敵に策略があれば危険です。

141ページ、徐晃の意図を見抜く黄忠たち。

153ページ、王平が寝返ったのは仕方ないと思います。徐晃が悪いです。

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心理作戦

王平の裏切りで大敗したというのは徐晃の嘘だが、その嘘の報告を聞いて曹操は激怒する。そして、自ら兵を率いて、漢水を挟んで陣取った。

徐晃によって王平はすべての責任を負わされました(笑)。今回は孔明の心理作戦が光ります。たしかにあれでは兵たちも寝不足になります。


智者は智に溺れる

陣を下げた魏を見て、今度は漢水を渡って背水の陣をしくように孔明は下知する。劉備はその策に疑問を呈するが、孔明には考えがあった。

またも諸葛亮の神の如き智謀が発揮されます。
39巻のネタバレ有りレビュー

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