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49巻「出師の表」のあらすじと感想

49巻「出師の表」のあらすじと感想

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烏戈国

○あらすじ
もはや城もなくなった孟獲。夫人の弟である帯来の進言で、烏戈国(うかこく)の兀突骨(ごつとつこつ)を頼ることにする。

○感想
兀突骨と言う名前、とても言いにくいですがワイルドな名前ですね。18ページ、さすがの孟獲夫妻も、大蛇やこうもり、豚の頭といった野性的な料理を嫌がっています。私は蛇なら食べられると思います。鶏肉みたいな味らしいです。


藤甲蛮

魏延は藤甲兵に攻撃を仕掛けるが、彼らの剣を通さない鎧に兵士たちはおびえる。

この報告を受けた諸葛孔明は、馬岱にある命令を下す。

確かにあの鎧では兵士たちも戦いようがありません。孔明の用意の良さには感服します。

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敗走十五度

魏延は敵に攻撃を仕掛けては、次々に敗走するということを繰り返す。これにより、敵は勝ちにおごっていた。

確かに藤甲軍は強敵です。そこで、やむを得ず孔明も手荒な方法を使いました。

63ページ、「どうした、こんなうまい料理をなぜ食わん」という兀突骨と、「いやいただいておりますぞ」という孟獲。とても笑えるネタです。


孟獲心服

蜀軍の大勝だが、烏戈国の兵を根絶やしにしてしまったことを孔明は悔やんで涙を流す。趙雲は道理を説いた言葉で孔明をなぐさめるのだった。

孔明も好んで戦をしているわけではありませんので、とても苦しかったことでしょう。

趙雲の名言「このあとこの蛮土に徳を植え残しておかれれば後々、この蛮土は殺戮と略奪のない平和な大地となりましょう。それほど気に病まれますな」。

102ページ、少し気づくのが遅かったわねとつぶやく祝融夫人。まったくです。


凱旋

蜀軍はこうして南蛮を平定し、帰路に着く。その途中、河が荒れていて渡れない。

孟獲は、49人の人の首を供えることで河を鎮められるというが、孔明はこの悪習を直そうと考える。

河を鎮めるために首を斬られるとはたまったものじゃありません。まあどこでも昔はこんな風習はあったでしょうけど。

すっかり孟獲は丸くなって、孔明に惚れ込みました。

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檄文

蜀では馬超が45歳で亡くなり、魏でも曹丕が40歳でこの世を去った。曹丕の息子、曹叡(そうえい)が後継者となった。

司馬懿は、曹叡に意外なことを申し出る。

相手が単純だった南蛮とは打って変わって、再び陰謀渦巻く中国が舞台となります。

魏に比べて人材の質では劣る蜀にとって、馬超の早い死はとても残念なことでした。


仲達追放

馬謖の計はみごとに当たった。西涼の守りは万全と帝にお知らせするために、司馬懿は兵を連れて帝を出迎えたのだ。

優れた策略家だった仲達ですが、さすがにそこまでは読みきれませんでしたか。仲達は曹操にも、才能があるゆえに警戒されていました。

176ページの風景が非常に美しいです。


出師の表

孔明は出師の表をしたため、劉禅に提出する。南蛮討伐の膨大な戦費は南蛮からの貢物でまかなえ、また魏の曹叡は幼い。

国土が蜀の3倍もある魏を討つにはいましかない。それが諸葛亮の考えであった。

出師の表(すいしのひょう)は読む人の心を打つ名文として知られています。魏を討つ意義、用いるべき人物などが書かれており、最後に先帝(りゅうび)への感謝の念が書かれています。
49巻のネタバレ有りレビュー

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