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37巻のネタバレ有りレビュー

37巻のネタバレ有りレビュー

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諸葛孔明は、以前に渡すといった荊州の長沙など3州を、約束通り呉に返す代わりに、呉に魏を攻めてもらいたいという策を考えます。

そして伊籍が使者となり、呉に向かいます。孫権は最初、蜀の言い分に怒りますが、とりあえず3州を受け取り、漢中を蜀が取れば荊州の残りも返すというので、案を飲みます。

確かにこのままでは荊州がいつ返ってくるかわかりません。孫権の判断は現実的だと思います。

そして孫権は10万の兵で皖城(かんじょう)を攻めます。甘寧の活躍で城を落とすことができました。


逍遥津(しょうようしん)

曹操は、まず討って出て敵の出鼻をくじいたあと、固く城を守るようにいって来ました。

そこで張遼たちは2千ずつの兵で奇襲をかけます。甘寧軍は伏兵と戦いますが、つい逃げる魏軍に釣られて深追いしてしまいます。

そのため、孫権の中軍は手薄になり、後軍は船から下りていないという状態になってしまいます。

孤立した孫権軍を張遼が襲います。これに気づいた凌統(りょうとう)があわてて孫権を加勢し、壊された橋を馬で跳んで逃げます。

しかし分断された呉軍は大きな損害を受け、負傷した凌統も命からがら孫権たちの船にたどりつきました。

孫権は緒戦で勢いに乗り、油断したと反省します。6千対10万ですから、張遼たちはよく戦いました。孫権が中軍にいるなら、前を守る甘寧が深追いしてはいけませんでした。

密集した陣形でなく、縦にのびてしまったのです。

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凌統

ここはまず敵の出鼻をくじくため、凌統と甘寧がさきがけを志願します。凌統の3千の兵が張遼軍と衝突しますが、さすがに張遼に押された凌統。敗退します。

続いて甘寧が、選ばれた100騎の部下とともに、夜敵陣に斬り込みます。混乱した魏軍は、同士討ちまでしてしまう始末。

追撃しようとする魏軍ですが、伏兵を恐れてやめます。こうして甘寧たちは無事に帰ってきたのでした。この勇気には恐れ入ります。

張遼軍に戦いを挑んだ凌統。しかし危うくなった彼を救ったのは、実は甘寧の放った矢でした。

さきがけ争いで険悪になった二人ですが、凌統は甘寧の恩に心から感謝します。

翌日、両軍は総力戦を展開します。徐盛は船で河を渡り、敵陣に斬り込みます。董襲(とうしゅう)もこれに続きますが、いきなりの突風で董襲軍は海に投げ出されてしまいます。

そのため徐盛軍は敵中で孤立。これをみた孫権は自ら出陣します。しかしこれを張遼と徐晃が阻み、混戦になります。

周泰になんとか助けだされ、孫権たちは船で逃げます。そこへ、陸遜(りくそん)率いる10万の兵が到着し、こんどは魏軍が劣勢になります。

陸遜が横山三国志で初登場です。彼は高潔な人柄で、智謀にも長けていました。私のお気に入りの人物です。

結局両軍は多くの犠牲を出し、呉が貢物を献じるという条件で和睦が成立しました。

こうした激戦を見ると、死んでいった多くの将兵たちが気の毒でなりません。「一将功成りて万骨枯る」という言葉があります。一人の将が功績を上げる陰には、沢山の兵士たちの死があるという意味です。この言葉を実感します。

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左慈の仙術

左慈は都に向けてみかんを運ぶ男たちの荷物を代わりに持ってやります。すると不思議なことに、荷物がとても軽くなったのです。

曹操は到着したみかんを食べようとしますが、なんと中身が入っていません。怒った曹操は奉行を呼びつけます。

左慈のことを聞いた曹操のところに、その左慈が訪ねてきます。樽に入った酒や大きな肉を平らげる左慈にあきれる曹操。

左慈が政治は劉備に任せよといったことで憤激した曹操は、左慈を牢に入れて棒で殴らせます。しかし左慈はまったく平気なのです。

私はあまりこういう超自然的な話には惹かれないのですが、みかんが空っぽというのは面白いです。

ところで三国志で最強の武将(人物)は誰でしょうか。呂布、張飛、関羽、許褚あたりが候補になると思います。でも、私はあえて左慈だと答えます(笑)。

なにしろ食べなくても平気、殴られても痛くないのですから。


奇跡

左慈の不可思議な仙術を不気味に思った曹操は、左慈を殺すように命じます。しかし、兵の矢は届かず、左慈を斬ろうと思ったら羊を斬ってしまう始末。

その後、羊が生き返ったという知らせが入ります。左慈は鶴に乗り、宮殿を飛び回ります。おまけに彼の多数の死体も蘇るという恐ろしさです。

管路について許芝は、おばを殺した男たちや、親戚が豚肉などを持ってきた思わぬ事件が発生したこと、頭痛などを治した占い、寿命を伸ばしてやった話を紹介します。

興味を持った曹操は、管路を呼びます。


占い

管路の占いが当たったことに驚いた曹操は、漢中をどうするかも占ってもらいます。その結果、正月に都に火が出るので、曹操は遠出してはならないという結果でした。

曹操はそこで、5万の兵を曹洪に預けて漢中に向かわせます。夏侯惇には都の郊外で不慮の事態に備えさせます。

そして、王必(おうひつ)という男には近衛兵の総督を任せます。ここで初登場するのが司馬懿(しばい。字は仲達)です。そう、諸葛孔明の好敵手です。

司馬懿は王必は酒を好むので好ましくないと進言しますが、曹操は彼を引き立てたいようです。

一方、この曹操の動きを、曹操が帝位を狙っていると読んだ人物がいました。コウ紀と韋晃(いこう)です。彼は金イという忠臣も味方につけ、劉備と連携して曹操を倒そうと考えます。

管路の占いが曹操を動かし、それによって金イたちが動いたわけですから、管路の占いが都に火を出すともいえますね。つまり運命は変えられないということでしょうか。

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