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54巻のネタバレ有りレビュー

54巻のネタバレ有りレビュー

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25ページの姜維の名言「鶴の罠に鴉(からす)がかかってしまったか」。鴉と言われる費ヨウもなんだか悲しいですが。

これはもちろん、姜維の策略でした。蜀軍に向けて再び進軍する費ヨウ軍ですが、前方が岩に塞がれています。

そこに上から岩を落とされます。なんとか逃げた先に別の道がありますが、そこには姜維が。はかられたとしって襲いかかる費ヨウですがかなわず、撤退します。

しかしそこも岩や木でふさがれていました。降伏を促す馬岱ですが費ヨウは応じません。やむなく上から火と岩が投げ入れられ、費ヨウは自決します。

費ヨウはだまされてしまいましたが、最期まで戦ったのは立派です。こうして3万もの兵が死んでしまいました。


糧道を塞ぐ

曹真は王双に命じて、道をことごとくふさがせます。これにより、蜀はいよいよ食糧輸送が難しくなりました。

孫礼が、魏の食糧と偽装して硫黄や煙硝を積んだ車を運び、敵をおびきよせてやっつけるという案を出します。曹真は固く守れという司馬懿のアドバイスを破ってしまったわけです。

敵の食糧部隊の隊長が孫礼という豪傑だと聞き、孔明はこれは策だと見抜きます。優秀な将を輸送部隊の長にはしないというわけです。

そこで、孔明は敵の裏をかきます。75ページ、楽リンのまつげがすてきです。

一方、火が出たのを見た張虎と楽リン(がくりん)は、合図だと勘違いして敵の本陣へ向かいます。曹真たちは、蜀が食糧を狙って攻撃してくる。そこを伏兵と火計でやっつけるというつもりでした。

そして、友軍に何かあったに違いないと見て、蜀の本陣から援軍に行けば、本陣が手薄になります。そこで魏が本陣もとるという作戦だったのです。

そのため、火が出たのを合図だと思ってしまったわけですが、これこそ勘違い。敵の本陣を襲おうとした張虎たちを、逆に蜀の伏兵が襲います。

たまらずに自陣に帰った張虎たちですが、そこはすでに張苞たちが奪い取っていました。

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みごとな撤退

孔明の決断により、ひそかに蜀軍は撤退します。曹真のもとには司馬懿の副将となっている張郃(ちょうこう)が来ます。彼は曹真に言って間者を出させます。

果たして、曹真が固く守っている隙に、もはや蜀軍は全軍撤退を完了していたのです。戦いは攻撃よりも撤退のほうが難しいと言われますが、孔明の決断がみごとな撤退を成功させたのです。

王双は、魏延を追いますが自陣から火が出たので、敵はまだ退却していないと驚きます。そんな彼の前に魏延が現れ、一刀のもとにほふります。

王双の部下たちは、敵は一人だと襲いかかろうとしますが、ドラや敵の声が。伏兵がいたのだと、敵は逃げ出します。

実は、魏延と30名の部下だけで、空っぽになった王双の陣に火をつけ、また伏兵がいると思わせたのです。

曹真は王双が死んだと聞いて具合を悪くします。そして、休養のために都に帰りました。


孫権が皇帝に

孔明は孫権の即位を聞いて、やむをえない、認めるべきだと考えます。魏は強大で、それを倒すためには呉と仲良くしておくべきだというわけです。名より実をとったのですね。

ただ、条約を持ちだして呉に魏を攻撃させ、蜀は長安をとると考えるところは孔明、抜け目がないです。

陳倉城の郝昭は、姜維たちが攻めてくると聞きますが、兵が5千だと聞き、病身の自分でも防げると思います。

ところが、夜城内に火の手が上がり、蜀軍がなだれこんでいました。これに衝撃を受けた郝昭は、血を吐いて死んでしまいます。

その後、孔明との約束通り三日後に姜維と魏延が到着しますが、城には孔明の姿が。さすがに驚く姜維達。

実は、姜維たちに出兵を命じたのはおとり作戦だったのです。そのため、郝昭も城内の敵には目が行かなかったのですね。孔明は間者を城内に忍ばせていたのです。

また、郝昭が病気であれば、城内の規律や監視もゆるんでいたでしょう。そして関興と張苞が間道を通って陳倉に行き、間者が城門を開けたところを襲ったのです。

孔明は姜維と魏延に、散関の城を攻めさせます。ここは守備兵が少なく、兵は逃げ出してしまいました。そうとは知らずここに来た張郃は、落城を知って退却しますが、魏延軍に追撃されて戦力を失います。

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出世する仲達

司馬懿は曹叡に、呉は蜀との条約を守って攻め入ろうと見せているだけで、本気で攻めるつもりはないだろうと言います。そのため、まずは蜀に当たり、呉については様子を見る策を献じます。

曹叡は司馬懿を大都督に任じようとしますが、司馬懿は曹真の手前それはできないと辞退します。それでも曹叡が頼むので、自分が曹真から受け取ってくると答えます。

司馬懿はこれまでも陥れられたり、妬まれたりしていますから、保身のためにあえてこうしたのです。賢い。

曹真は自ら司馬懿に地位を譲り、いよいよ司馬懿と孔明の対決が始まります。

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